こんにちは!たにしマン(@millionworkout)です!
今回の読書記録は小説です。
主人公は、父親の死をきっかけに、海沿いの別荘地の管理人をすることになります。
自然の中での生活を通じて「働く」ことや、「生きること」について考えさせられます。
特に印象に残った部分について記録しておきます。
絶対的に楽しいことなど存在しない
おまえ は 人生 を 楽しむ 努力 を し て いる か?
はらだみずき. 海が見える家 (小学館文庫) (Kindle の位置No.3222). 株式会社小学館. Kindle 版.
新卒で入社した会社を数カ月で辞め、逃げるように父の遺した家にやってきた主人公は、そこで初めて父の想いに気付かされます。
家族を養うために淡々とサラリーマンを続けることは、つまらない人生なのか。
楽しい生活とはどんな生活なのか。
「楽しいこと」を外部環境に求めても、そこに答えはないのかもしれません。
どんな環境で過ごしていてもそれを楽しめるかどうかは自分次第です。
田舎での生活を通して、「生きること」そのものがとても厳しいことであり、その分楽しいことでもあると主人公は学びます。
かなり感情移入しながら、そして自分の現状を見つめ直しながら読める作品です。
以上です。ありがとうございました。
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