こんにちは!たにしマン(@millionworkout)です!
「本を読め!」とは小さい頃から言われ続けてきますが、実際に習慣として読書をする人はどれほどいるでしょうか。
社会人としていろいろな種類の人と関わる中で、話の通じる大人、話が面白い大人、メールの文書が分かりやすい大人は大抵本を読んでいる印象です。
私は絵本や漫画ですら読むのが面倒なタチですが、自己啓発本だけは面白く読めたので、関連書をあさっているうちに途切れることなく本を読み続けることができています。
さて、今回記録する本は『イノセント・デイズ』です。
自分を俯瞰してみる
正義は一つじゃないかもしれないけど、真実は一つしかないはずです
早見和真.「イノセント・デイズ」(p421).新潮文庫
死刑確定囚の生い立ちと真実を第三者からの視点で描きます。
久しぶりに読む手が止まらなくなりました。
自分にとっての正義を貫くことは、誰かにとっての正義を破壊することかもしれないなと思いました。
誰かに必要とされることが生きる意味だと信じながらも、必要としてくれたその人に捨てられる恐怖で生きることから逃げるその様子は、何とも言い難い切なさがあります。
ドヤ街の描写についても作品に惹きつけられた一つの要因かもしれません。
以上です。
ありがとうございました。
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