こんにちは!たにしマン(@millionworkout)です!
読書記録といっても、本の内容全体をレビューするというよりは、個人的に響いた部分にしぼって記録していきます。
今回記録するのは、まさに”自己啓発”という感じの本です。
内容自体に目新しさはありませんが、継続していてもなかなか結果が見えない停滞期に読むと元気になります。
「行動」ではなく、「自分自身」を変える
行動 が アイデンティティー と 完全 に 一致 すれ ば、 もう 行動 変化 を 追い求め なく ても いい。 これ が 自分 だ と 信じ て いる タイプ の 人 らしく、 行動 する だけ だ。
ジェームズ・クリアー. ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣 (Kindle の位置No.469-470). パンローリング株式会社. Kindle 版.
この考え方はとても有用だと思います。本の中でもいくつか例が出ていました。
・本を読むではなく、読書家になる
・筋トレをするではなく、健康な体をもった人になる
特に行動変化を起こしている最初のうちは、自分自身にアイデンティティの刷り込みをするのがいいと思います。
私の場合は、就活のときに「自分は継続力のある粘り強い人間です」と言い続けていたら、いつの間にか物事を途中で諦めることにものすごく抵抗感を持つようになりました。
これがアイデンティティだと思います。
だから筋トレ、読書、Twitter、note、ブログ、早起きなど、日々の結果は目に見えづらくても継続できているのだと思います。
自分自身をどう見るかによって、自然と習慣は身についてくるものです。
最小努力の法則
習慣 の 最大 の 目的 は、 人生 の 問題 を できるだけ 少ない エネルギー と 努力 で 解決 する こと で ある。
ジェームズ・クリアー. ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣 (Kindle の位置No.737-738). パンローリング株式会社. Kindle 版.
これは、盛大に共感しました。
「筋トレ」や「早寝早起き」をしていると、本当によく「なんでそんなに頑張れるの?」とか「意識高いね。。。」と言われます。
答えは、「最小努力の法則」です。
人はだれでも「最小努力の法則」(=なるべく楽をしたい)にしたがって生きています。
そのなかでも、いい習慣を身につけている人とそうでない人の違いは、「目先の楽」を重視するか、「人生全体の楽」を重視するかの差だと思います。
そのときどきで楽な方を選ぶと一時的には嬉しいですが、長い目で見ると努力の量が増すことが多いです。
例えるなら「夏休みの宿題」でしょうか。
一方、筋トレや早寝早起きは、短期的には面倒臭いし疲れますが、長期的に見れば健康寿命を延ばせます。
風呂やトイレなどの日常生活に人の手を借りたり、毎日病院に通ったりするほうが、圧倒的に面倒だと思います。
そして、習慣化の素晴らしいところは、短期的にみても努力の量を抑えることができる点です。
筋トレや早寝早起きが面倒なのは、”それをしないこと”が習慣になっているからです。
習慣とは違うことをしようとすると努力が必要です。だとすれば、一見面倒に見えることも、習慣にしてしまえば努力せずに行動できます。
まとめると、「短期的な楽を求める習慣」から「長期的(人生全体)な楽を求める習慣」に切り替えることで、人生をより少ない努力で快適に過ごすことができるということだと思います。
とは言え、行動に移すのはなかなか難しいと思うので、実際に本書を読んでいい習慣を身につける方法を探ってみてください。
もっとも、人生の終盤にかけて努力量(タスク)をどんどん増やしたい方は、今のうちにひたすら目先の楽を追い求めておいてください。
以上です。
楽天
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