こんにちは!たにしマン(@millionworkout)です!
スピーチライターを題材にした小説です。
スピーチライターの活躍の場として登場するのが、選挙戦です。
この小説を読めば、街頭演説を聞いてみたくなるかもしれません。
利己を突き詰めると、利他になる
自分 に 一番 身近 な、 自分 にとって 一番 大切 な 人 を 守り たい。 誰 もが そう 思っ て いる。 そして、 そう できる 世の中 を 作る こと が「 世の中 を よく する」 って こと な ん だ。
原田マハ. 本日は、お日柄もよく (徳間文庫) (p.226). 株式会社徳間書店. Kindle 版.
スピーチで大切なのは、「何を話すか」よりも「誰が話すか」なのかもしれません。
駅前で選挙カーの上から聞こえてくる声を聴いても、大抵の人は「国民のためとか言っているけど、結局自分のためでしょ」とか「選挙の時だけ調子いいこと言っても、どうせ実行できないでしょ」とか思うはずです。
ただ、この演説がどのような背景をもった人間によって作り上げられ、語られているのかを知ると受け取り方が全く変わってきます。
自分一人では生きていけない世界で、「自分のため」を突き詰めると「他人のため」になるのかもしれません。
すなわち、「他人に与えること」が最大の自己投資になりえます。
小説を通して、スピーチの裏側を知ることで、これまでとは違った視点で選挙戦を愉しめるかもしれません。
以上です。ありがとうございました。
前回の読書記録はこちら↓
寛大な心で投票をお願いします↓
コメント