こんにちは、たにしマン(@millionworkout)です。
3月が始まりました。過熱感が強まっていた株式相場が調整局面に入るかもしれません。その要因は、米国金利の急上昇です。
目標である1億円が貯まるまでは投信を解約するつもりは無いので、投信残高の短期的な上下動はどうでもいいはずです。ただ、お金が増えていくのを見るのは楽しいので、毎日チェックしてしまいます。
そんなわけで、今週も投資信託の”育ち具合”を記録しておきます。
ちなみに、185週目までの週報は存在していません。なぜなら、データを残していないからです。
投信残高の推移: +127,650円 (3/1~3/5)
投信残高推移の内訳は以下の通りです。
週次積立額 | 週次リターン | 週次変化 | 投信残高 |
---|---|---|---|
101,000円 | +26,650円 | +127,650円 | 4,753,501円 |
■資産別 投信残高の日次推移
・前週の金曜日(2/26)を基準として、資産クラスごとの投信残高の推移を比較しました。
・投資信託19本を6タイプの資産クラスに分類して、資産クラスごとの投信残高を算出しています。
・投信残高は、「運用損益」と「積立金」の2つの要素によって変動します。
・今週は、日本債ファンド、外国債ファンド、リートファンド、バランスファンド、外国株ファンドに積み立てました。
→要するに、先週よりどの資産クラスがどれくらい増えたのか、減ったのかを比較できるようにしました。
今週は月初なので、積立てがありました。よって、積立金と運用損益の合計が投信残高の変動幅となります。
いつものことですが、投信残高に対して積立金の割合が大きいので、運用損益よりも積立金による変動が大きくなっています。
特に、日本債ファンドは投信残高12万円程度のところに積立金1万円が加わるので、積立金によって投信残高が10%くらい上昇しています。よって、運用損益はほとんど関係ない感じになっています。
他のファンドも、日本債ファンドほどではないにしろ、積立金による投信残高の上昇はインパクトが大きくなっています。
各ファンドの投信残高が100万円くらいまで増えると、積立金による上昇割合と、運用損益による上昇割合が同じくらいになると思われます。
投信残高がそこまで大きくなるのは、かなり先の話です。
よって、積立投資家にとって大切なのは、
「運用損益を気にすること」<「運用益以外の収入源からどれだけ積立金を捻出できるか」
だということがよく分かりますね。
■リターンの内訳と推移
今週の累積リターン(円)の内訳です。19ファンドを6つに分類しています。積立金はリターンに含めず、純粋は運用損益のみを反映しています。
今週は、全体でみると動きが小さかったように見えますが、資産の内訳をみるとそこそこ変動がありました。
日本株ファンドは、月曜日に大きく上昇してから日ごとに上がったり下がったりしました。
外国株ファンドは、月曜日に下げた後、火曜日に反発しましたが、そのあとはジワジワ下落し、金曜日にはほとんどリターンが無くなっています。
また、今週はめずらしく債券ファンドでリターンがプラスになっています。一方、リートファンドは週を通してマイナス圏での推移となりました。
「リターン金額」=「保有資産額」×「騰落率」なので、保有割合が高く、上昇率も大きい資産クラスのリターンが全体のリターンに大きく影響します。
ちなみに、3/5時点の保有資産割合は下の円グラフのとおりです。
保有割合は、ほとんど変化ありませんでした。
引き続き、株の割合を増やしていきます。
保有ファンドの詳細は下記記事にまとめてあります↓
■トータルリターンの推移
週次リターン | トータルリターン | 投信残高 |
---|---|---|
+26,650円 | +700,844円 | 4,753,501円 |
+0.66% | +17.29% | 117.29% |
上記グラフは、今週のトータルリターン(円)の推移です。
トータルリターンが70万円台を回復しました!
株式相場が大きく下落した印象が強いですが、1週間を通してみるとプラス圏にとどまりました。
ただ、3週間前と比べると依然下落傾向にあることは変わりません。
この先どうなるか分かりませんが、トータルリターンが大きく削られる可能性もあるので、心の準備をしておきます。
引き続きコツコツ積み立てます。
感想:金利急上昇で株下落?
投信積立202週目。
今週も日経平均は動きの激しい展開となりました。
月曜日は、先週の金曜日の大幅下落分を半分程度とりもどす動きになりましたが、その後は再び下落に転じました。
日経平均にかかわらず、外国株市場も大きく崩れ始めています。
要因は先週と同じで、米金利の急上昇にあるようです。
ニュースのヘッドラインだけを読んでいると、因果関係(相関関係)が分かりづらいですが、前提にあるのは、「株式市場が過熱している」ということです。
本来であれば、金利上昇はコロナで止まっていた経済が動き出した証拠になるので、株式市場にとっても好材料のはずです。しかし、市場は実体経済の回復を待つことなく経済回復を織り込んだうえ、緩和マネーの流入を前提に、すでに上昇していました。
市場が過熱しているタイミングで金利急上昇が観測されると、債券にお金が流れることを懸念した人たちが、われ先にと利益確定売りをするため株価が下落します。
以上が、専門家と呼ばれる人たちがよく使う理由付けですが、すべて後付けなので、実際のところは株を売っている人全員に聞いて回らないと分かりません。
暇な大金持ちが適当に株を売ったら、周りが勝手に反応しただけかもしれません。
さらに、米金利が上がることで為替にも影響が出ています。
金利を「通貨の価値」だと解釈すると分かりますが、米金利が上がっているということは、米ドルの価値が上がっているということです。よって、ドル円の関係でみると、日本円から米ドルにお金がながれて、ドル高円安が進んでいます。
ドル高円安が進むと、米国資産に投資している投資信託の基準価額にとってはプラスです(為替ヘッジなしの場合)。
今週米株は大きく下落していますが、ドル高円安のおかげで私のポートフォリオはダメージを抑えることができています。
経済の動きやその影響は複雑なため、予想することはとても難しいです。大枠の仕組みは勉強しつつも、投資先を分散することでリスクを低減させておくことくらいしかできないように感じます。
勉強するためには、実際に投資してみるのが手っ取り早いと思います。
自分のお金が増えたり減ったりすれば、その原因を知りたくなるのが人間の性です。欲望に任せて知識を吸収しましょう。
最後に、資産運用は長期戦です。「投機」ではなく、「投資」をしていることを忘れないでおきたいですね。
以上です。ありがとうございました。
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2月の月報もリリースしていますので、併せてご確認いただければありがたいです。
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