25歳サラリーマンの田螺マンです。社会人3年目、筋トレ歴10年目の私が今もっとも大切にしているもの。それは、筋トレ、、、ではありません。もちろん仕事でもありません。大切にしているもの、それは健康と資産です。
筋トレも仕事も目的ではなく手段です。しかし、健康と資産を手に入れるために必要なことは、全て筋トレで筋肉を成長させるプロセスに含まれています。
第一回目では、成長には”痛み”がつきものだと書きましたが、第二回は、「継続」の話です。
継続は力なり
「筋肉は一日にしてならず。」当たり前ですが、筋トレは一回やって終わりではほぼ意味がありません。1週間、1か月、3か月、半年、1年、5年、10年、30年…とコツコツ積み上げていくものです。
そうやって少しずつ積み上げたものがやがて大きな変化となって表れるのです。これが筋トレの公平なところだと思います。どういうことかと言うと、努力を継続すれば誰でも成長できるし、途中でやめてしまえば成長しない。長く続けた人がより大きな成果を手に入れられるのです。とても公平じゃないですか?
もっと具体的に言うと、筋トレ歴10年の私が、今日から筋トレを始めた人には絶対に負けないということです。積み上げた分だけアドバンテージができているのです。筋肉を大きくするには時間がかかります。上級者になれば、1年で1㎏も増えれば大成功だといわれます。
その分、簡単には逆転されないということです。そのこと自体が大きな自信になります。そして続ければ続けるほど筋トレをしていない人との差は大きくなり続け、自己肯定感も増していくのだと思います。
筋トレをしている人なら、他人の体を見れば鍛えているかそうでないか大体わかります。鍛えた体は、”自己管理と努力をどれくらいの期間続けてきたのか”を示すもっともシンプルなバロメーターです。
「継続は力なり」。この言葉をこれほど分かりやすく目に見える形に表現できることが筋トレのほかにあるでしょうか。(いや、あろうはずがない。:反語)
筋トレで実感しよう、継続の効果
時間をかけて積み上げたものはそう簡単には無くなりません。コツコツ積み上げた筋肉は筋トレを止めたからといって急に失われるのではなく、積み上げた時間と同じだけの時間をかけてゆっくり減っていきます。
お金の例を出すと、あぶく銭はすぐなくなります。積み上げた時間が短いから、失うのも一瞬。筋肉もお金もよく似ていますよね。そして、人生のあらゆる事象はおおかたこの法則に当てはまると思います。
多くの人は結果が出ないから継続することをやめてしまいます。でもそれは根本的に間違っていて、継続しないから結果が出ないのです。結果が出るまで継続すればいいだけです。ただし、継続するのは、「目標に向かって最善の方法を考える努力と行動」です。意図のない作業を繰り返すだけでは継続の効果は見えません。
こういうと、継続のハードルがさらに高まってしまったように感じるかもしれませんが、一つひとつの成果は100%でなくてもいいのです。もちろん、目標に向かって全力で努力することは重要ですが、その過程で描いた通りに進まなくてもいいのです。とにかく続けること、そして改善していくこと。継続していれば見えてくるものがあります。
継続してそれでも挫折したとき、目標をより大きく捉えてさらに継続してください。言い換えると、この挫折は目的の喪失ではなく手段の改善だと思えばいいのです。
例えば、医学部受験や司法試験に失敗したとか、就活で内定をもらえなかったとか。もちろん、成功するまで勉強を継続することはとても大切であり、常に改善していけば合格します。
ただし、努力を継続して成功する前に人生が終わってしまうのではないかと思うほど、「自分に合っていないこと」が存在するのも確かです。
そんな時は、試験合格は目的ではなく、人生を豊かにするための一つの手段でしかないと決めればよいのです。試験合格を目指して必死に努力したプロセスは、試験に受からなかったとしても、人生を豊かにするという目的達成のための努力にほかなりません。試験合格という手段は効率が悪そうだと判断すれば、違う手段で努力を継続すればいいだけです。これはまさに手段の改善です。これまでの積み重ねが崩れることにはなりません。
ごちゃごちゃ分かりづらい文章を書いてきましたが、要は筋トレしろってことです。(今度は飛躍しすぎ)継続すればいつか結果が出ると分かっていても、人間なので結果がすぐに見えない努力は継続が難しいです。そんなあなたに筋トレをおススメします。
筋トレはとにかく短期目標の設定が異常に簡単です。1㎏でも重いものを持ち上げられれば明確に強くなっていることを実感できます。これは病みつきです。それを繰り返しているといつの間にか体つきも変わってきます。
もっと強くなりたい、もっといい体になりたい。この二つのモチベーションが相互に作用して気づいたら10年経ってました。高校、大学、社会人と環境が一番変わる10年であったにもかかわらず、筋トレだけは継続してきました。というより、止められませんでした。もはや中毒です。
上だけを目指して突っ走ってきて、ふとこの10年を振り返ると継続のとんでもない力を実感します。ほかの記事でも書きましたが、ベンチプレス、スクワット、デッドリフト(いわゆるBIG3)の挙上重量はどれも2倍以上になっています。そして相変わらずまだまだ強くなりたいと思っています。
こういう経験をすると、あらゆる目標や困難が目の前に現れたとき、感覚として”継続すればうまくいくんだろうな”と思えます。「今はできなくても続けていればできるようになる」、そう思えれば勝ちです。
まとめ
- 筋トレは、努力の継続を場所・時間を選ばず体現できる唯一の手段
- 継続は難しい。まずは筋トレで継続の恐ろしいほどの力を体感せよ
以上、「好きなことを仕事にするではなく」、「仕事をしないで好きなことをする」を目指す田螺マンでした。
(駄文だけど大切なのは継続なんだよなあ。。。)
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