25歳サラリーマンの田螺(たにし)マンです。社会人3年目、筋トレ歴10年目の私が今もっとも大切にしているもの。それは、筋トレ、、、ではありません。もちろん仕事でもありません。大切にしているもの、それは健康と資産です。
筋トレも仕事も目的ではなく手段です。しかし、健康と資産を手に入れるために必要なことは、全て筋トレで筋肉を成長させるプロセスに含まれています。
第二回では、「継続」の話をしましたが、第三回では「計画」をテーマにします。
頼むから計画をたてる時間を計画に入れてくれ
筋トレする時間を作る
10年も筋トレをやっていると当たり前になってきますが、トレーニングを”いつするか”とトレーニングで”何をするか”は事前に決めてからトレーニングをします。学生でもない限り計画をたてて時間を作らなければ筋トレする時間は生まれません。
時間ができたらやろうは、やらないと言っているのと同じです。なぜなら時間は勝手にはできないからです。人間なんて本来放っておいたら食って寝て子作りすることしかしないようにできているのですから、自分の意思で筋トレの時間を確保するしかありません。
計画はできるだけ細かく+予備日を設ける
私の場合、筋トレの計画は四半期ごとに大きな方向性をきめて、毎週の具体的なメニューに落としていきます。例えば、この冬はBIG3のマックスを更新したいのでサイクルトレーニングをしようと決めます。
サイクルトレーニングは特にですが、毎回2.5㎏単位で細かく重量と回数を決めるので、最初の計画がとても大事になります。基本的には、火曜日、木曜日、土曜日、日曜日に部位を分けてトレーニングをしますが、できないときもあります。その時のために予備日を作っておきます。木曜日に飲み会が入ってしまったから金曜日にやるといった具合です。
また、一日のうちいつ筋トレをするかも決めておきます。仕事をしていれば、平日は朝か夜。休日もデートとかデートとかデートで忙しいので、朝か夜です。一番いいのは朝だと思います。私は毎朝4時台に起床して、筋トレするかブログ書いてます。
感情に行動を支配させるな
いつやるか。これを決めておかないと多分一生やりません。やるかやらないかを考える余地を自分に与えてはいけません。なぜならあなたも私も人間という楽することが強烈にが大好きな生き物だからです。
人間の脳みそは、これほど食べ物が溢れている世界を想定していません。無駄なカロリーを消費せずに脂肪を蓄えられればそれだけ生き残る確率が高まると思っています。だから楽をしようというのはとても合理的な判断です。
しかし、残念なことに一日中食べ物だけ追っかけてあとはダラダラしていればいい時代は1万年くらい前に終わりました。人間が増えすぎたからです。
今は何をするにも誰かの許可と金が必要です。便利といえば便利ですし、窮屈だといえば窮屈です。ただ、自分の力だけではどうしようもうないことをごちゃごちゃ考える時間は無駄なので、どうやって適応していくかを考えた方が良いです。
食べ物が高い位置にしかないことに腹を立てて文句を言っているD.レックスは絶滅し、首をのばしたキリンは生き残りました。そういうことです。やるしかないのです。
計画を立てることは自分の未来を創ること
やっと話がもどってきましたが、どうやってやるか。それは計画を立てることです。なるべく具体的に細かくです。私は3か月間の計画を立てるのに丸一日使います。この時期は忙しそうだから予備日を多めに入れておこうなど、できるだけいろいろな状況を想定して計画を立てます。
この計画通りにやれば絶対うまくいくという、渾身の自信作を作り上げるのです。この作業が終われば、目標は8割達成です。なぜならあとは決めたとおりにやればいいだけだからです。
綿密に練った計画を一つひとつクリアしていくのは楽しいですし、「本当にこれでいいのか」などと余計なことを考えて行動が止まってしまう心配もありません。とにかくやるだけ。”絶対に大丈夫、成功する”と思える計画を自分で立てることは、強烈に行動を後押ししてくれるでしょう。
大切なのは”自分で”計画を立てること
初めは人の手を借りてもいい
計画を立てることは大切だといってきましたが、実際にやってみると意外と大変です。最初は計画を立てる時点で目標達成を断念するぐらい大変です。だから、筋トレで言ったらパーソナルトレーナーという職業が成立するのです。
パーソナルトレーナーは筋トレを横で監視してくれるだけの人ではありません。それぞれの人に合ったメニューを作ってくれます。クライアントは作られた計画に沿ってやるだけ。最初はこれでいいです。なぜなら目標をもってパーソナルトレーナーにお金を払っているのは自分の意思だからです。
要領がつかめてきたら、自分で計画を立ててみましょう。苦労して自分で作った計画はそれだけで行動の動機になります。また、自分がどういう人間なのかを一番よく分かっているのは自分自身なので、自分のこれまでの経験を総動員して無理のなり計画を立てることが可能です。
そうやって自分で計画を立てることで、より実行の確度が高まります。そして、計画から実行まですべて自分だけでできればとても自信になります。どんなに小さな計画だとしてもです。
計画は、行動の決意表明だ
ここで改めて、自分の意思でやることの重要性を述べたいと思います。
「自分の意思で計画を立てること」=「自分自身に”行動”を約束すること」です。
野球部のジムに貼ってあった言葉を思い出します。
「根性とは自分で決めたことを最後までやり抜くこと」
外から強制的に与えられるものでなく、自分でやると決めたことを最後までやる。自分に嘘をつかないということです。
そうやってやり遂げたことは本当に自信になります。誰かから褒められるわけでもない事でも確実に自分の中に積み重なっていくのです。
毎日素振りを200回するとか、トレーニングで力を抜かないとか、廊下のゴミを拾うとか。自分との約束を守り続けた先に、いつか目に見える形で結果が現れるはずです。
計画から実行まで、筋トレで練習するのはどうでしょう?
まずはジムに入会して、週1回1時間だけ時間を確保しましょう。メニューはスクワットかベンチプレス が良いです。「初心者 筋トレ」とかで調べてみてください。
これを1ヶ月。たったの4回で持ち上げられる重量が増えます。この、計画→実行→結果の1パックで自信と筋肉がつきます。
筋肉がつくことに何の意味も感じない方は、滝行だと思ってメンタルを鍛えてください。
計画して実行する。自分で決めたからには最後までやる。この達成感を味わったら最後、挑戦は無限に続き、周りとの圧倒的な差に驚くと同時に自信を深めることになります。そうなった頃にはきっと誰かがあなたの真似をし始めていることでしょう。
周りからどう見られているか知りませんが、私は無限ループに入っていると思っています。 勘違いでも構いません。人生は自分が満足すればそれで良いのですから。
まとめ
- 計画を立てるまでが勝負。行動は勝手についてくる。
- 計画は自分に対する決意表明。筋トレで計画力を研ぎ澄まそう。
以上、「好きなことを仕事にするではなく」、「仕事をしないで好きなことをする」を目指す田螺マンでした。
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